警察人生

2024年2月13日 (火)

いろは川柳「ふ」:「不条理な心の闇に気をつけよう」

いろは川柳「ふ」:「不条理な心の闇に気をつけよう」

解説「ふ」

人は、本来不条理な存在であると言ってもいいかもしれません。特に、警察は、犯罪者等の理不尽な行動に接する機会も多く、人の不条理さについて、深く考えざるを得ない面があります。人間誰しも、多かれ少なかれ、不条理な心の闇を抱えていると思います。その事実を認めつつも、これに抵抗し、正義の実現に努力することが大事ではないでしょうか。

参考:「生きるとは不条理を生かすこと。不条理を生かすとは何よりも不条理を見つめること」(A.カミュ)。「心の闇など誰にでもある」(さだまさし)

いろは川柳「け」:「健康こそ すべてに勝る宝なり」

いろは川柳「け」:「健康こそ すべてに勝る宝なり」

 

解説「け」

心身の健康は幸せの条件です。しかし、例えば、運動習慣がある職員は、残念ながら、多数派ではないようです。また、ストレスの影響からか、飲酒や喫煙を習慣にする職員も多く、過度の飲酒等で身体を壊す例も目立ちます。組織による健康管理も大事ですが、結局は、個人の問題に帰着します。

参考:「第一の富は、健康である」(R.W.エマーソン)。「最良の医者は、日光、水、休養、空気、運動と食事である」(W.フィールズ)。「健康は目的ではなく、自分の一生をなるべく有益に生かす為に健康を大事にするのだ」(武者小路実篤)

2023年11月 6日 (月)

いろは川柳「ま」:「魔が差しても妄想だけにとどめよう」

魔が差しても妄想だけにとどめよう

解説ま 人は、バイオリズムの影響からか、行動や判断にブレが生ずるものです。例えば、普段は理性的な人でも、時に、突拍子もないバカな行動を起こす場合があります。「魔が差す」現象は、誰にでも生じますが、そうなった際にそのまま流されず、「来た、来た、『魔が差す』とはこれだ」と認識し、自分を制御することが大事です。妄想だけならOKという度量も必要になります。

参考:「鬼使神差」(鬼が使役し、神が差し遣わす。中国の四字熟語。鬼や神がそうさせるという意味) 「誘惑への一瞬の抵抗は、すべて勝利である」(F.W.フェイバー)

いろは川柳「や」:「やる前の準備が仕事の基本です」

やる前の準備が仕事の基本です

解説や 何事でも成功を収めるには、事前の準備が最重要です。本番前の準備をどれだけきめ細かく行えたかにより、仕事の成否が決まると言っても過言ではありません。災害、事故等、いつ発生するか分からない事象にも、常時備えなければなりません。日常生活でも、幸せを得るためには準備が肝要であり、色々な場面で起こり得るシナリオを事前に想定し、どう対処するか思い巡らす癖を付けることが大事です。

参考:「成功は、いつも事前の準備が好機に巡り会ったときに得られる」(H.ハートマン) 「準備がすべてだと思っている」(本田圭佑)

いろは川柳「く」:「訓練でミスの回数減らせるぞ」

訓練でミスの回数減らせるぞ

解説く 失敗学によれば、「失敗はありふれたもの、むしろ成功は『千三つ』(1000回に3回)」(畑村洋太郎)とのこと。ミスがあり得ると認識しつつ、ミスの数を訓練で減らすことが重要です。訓練は、個人の動作や判断、組織内の連携等、様々な面の水準の向上を目的に、繰り返し実施することが必要です。関連して、失敗を是認するのではなく、教訓として次につなげる姿勢もカギになります。

参考:「優秀さは訓練と習慣のたまものである」(アリストテレス) 「失敗なんかしていない。うまくいかない方法を700通り見つけただけだ」(T.エジソン)

いろは川柳「お」:「お互いにほめ合う職場 チームの輪」

お互いにほめ合う職場 チームの輪

解説お 組織は一種のチームであり、職員は、他の職員に対する思いやり、関心、気配りを忘れないことが大事です。 特に、人間には承認欲求があるので、長所を認められ、やったことをほめられれば、誰でもうれしいものです。チーム意識の高い職場は、お互いに声を掛け合い、ほめ合い、良い刺激を与え合う雰囲気になっていると思います。

参考:「人は長所のみとらば可なり。短所を知るを要せず」(荻生徂徠) 「チームワークといわれるものも、各人の長所をうまく組み合わせることに他ならない」(土光敏夫)

2023年8月21日 (月)

いろは川柳「の」:「のめり込む心に待ったを掛けましょう」

のめり込む心に待ったを掛けましょう

解説の 趣味はストレス解消に最適ですが、やり過ぎは禁物です。特に、お金のかかる趣味に、依存症になるほどのめり込むと、経済的にも苦しくなるので、注意が必要です。その行為をしないと不安・イライラが募る状態だとすれば、立派な依存症であり、その行為に自分が支配されていると言っても過言ではありません。そうなる前に自分を律するのが大事です。

参考:「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」(論語・先進篇) 「脳内の快楽物質は麻薬のようなもの。快感を連続して入力すれば中毒化する」(小池龍之介)

いろは川柳「ゐ」:「意気に感じ前進しよう何歳でも」

意気に感じ前進しよう何歳でも

解説ゐ 警察では、一部ベテランの勤務意欲が問題視されることがあり、「中高年対策」という用語があるほどですが、意欲を持って仕事するかどうかは、本来、年齢と無関係のはずです。何歳になっても、人との縁を大事にしながら、自分のやれることにベストを尽くす。一歩でも前に進む。「人生、意気に感ず」とはそういう心境のことでしょう。

参考:「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ」(S. ウルマン) 「人生について学んだことは3語で表現できる。それは『人生には続きがある』 (It goes on.)ということだ」」(R.フロスト)

2023年6月 6日 (火)

いろは川柳「う」:「上の者は部下の幸せ願うべし」

上の者は部下の幸せ願うべし

解説う 組織は一種のチームであり、管理者はキャプテンのようにチームを統率すべきと考えます。キャプテンは、自らの役割をきっちり果たすとともに、メンバーに対する思いやり、愛情を忘れないことが大事です。特に、警察は階級社会であるがゆえに、血の通った組織管理にするためには、上司が部下の幸せを願う気持ちを持つべきだと思います。

参考:「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」(武田信玄) 「部下は家族に近い関係。子どもと同じように無条件の愛情を注ぐことだ」(佐々木常夫)

いろは川柳「む」:「ムダにしない 他人の失敗教訓を」

ムダにしない 他人の失敗教訓を

解説む 失敗を全くしない人はいません。幸せな人生を送るためには、失敗の数や程度を抑える努力が必要になります。自分で経験した失敗は、貴重な教訓になりますが、むしろ他人の失敗から学ぶことこそがいわゆる「失敗学」だと思います。他人を「自分視」して他人の失敗から学び、自分を「他人視」して自分の行動を客観的にとらえることが大切です。

参考:「賢い者は、他人の失敗に学ぶ。愚かな者は、自分の失敗にも学ばない」 (B.フランクリン) 「他人の失敗から学べ。全部を自分で体験できるほど長生きはできないのだから」(M.トゥウェイン)

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